免許取得までの道のりる

第2段階 仮免許の交付と路上講習

第2段階ではいよいよ、基本的な操作や知識に加え、実際に路上に出て運転技術と路上運転に必要な知識を勉強します。

AT・MTともに、学科教習の最短時限数は16時限、技能教習の最短時限数は19時限になります。教習生のレベルによって追加教習・延長教習で技能教習時間が長くなる点は第一段階と同様です。実際に路上で一般車と一緒に走行の訓練、高速道路教習もあります。

仮免許の交付と路上講習

こんなことを学びます。

学科教習
16時限必要です。
技能教習が中盤にさしかかると、学科1時限・技能1時限を組み合わせた危険予測ディスカッションという項目があります。最大3名で交替して運転をした後、 教室に戻って指導員を交えながら交通場面に潜む危険要素の発見の仕方、対処について話し合う時間です。また、模擬人体装置やAEDを使用した応急救護教習も3時限実施します。
医師や歯科医師、看護師、救急救命士などの国家資格をお持ちの方は免除されます。(一日や三日間の講習で取得した資格は対象外)
技能教習
第一段階とは異なり、基本、路上で教習を行います。 後半にさしかかると、高速教習があり複数で教習車に乗り込み、教習所の近くのインターチェンジに向かい、一人あたり15キロメートル程度、高速道路を走行します。 ただ、近くに制限時速60キロメートルを超えるスピードで走ることができる高速道路がない都市部や過疎地の校所では、 運転シミュレーターによって代用されることもあります。またこの教習は、教習を実施する高速道路で50km/h規制(速度規制)が実施された時点で教習が無効になり、 予約の収得し直しか、運転シミュレーターにて代用されます。(学校によっては運転シミュレーターを設置していないところもあります。)

免許交付について

おめでとうございます!あなたは立派なドライバーの一員です!

第二段階の学科教習を全て受け、技能教習のみきわめに合格されると、卒業検定になります。路上検定は、交通実態に対処する運転者の主体的な対応能力を判定することが目的で、道路場面や周囲の交通、危険予測に対応できる運転ができるかどうかが試されます。助手席に技能検定員、後部座席に他の受験者を同乗させ、当日発表された路上コースを運転します。終了後、場内に戻り、縦列駐車か方向転換かどちらかを実施します。これに合格すれば、卒業証明書が手渡されます。

おめでとうございます!
この卒業証明書と仮運転免許証など教習所から渡された書類を持って、合格から1年以内に今の住所地の都道府県の運転免許試験場へ行き、視力検査など適性試験を受けた後、本免許学科試験(筆記/○×)に合格すれば運転免許証が手に入ります。